金融商品には、貯金や株式、またFXなどの外国為替がありますが、今回は預金について記載します。
預金の金融商品には、
預け入れた時の利率がそのまま最後まで適用される固定金利商品と、
預け入れてから金利動向によって利率が変わる変動金利商品があります。
どちらが有利なのでしょうか?
【固定金利商品】
固定金利商品は市中金利がどのように上昇しようと下降しようと、
預け入れた時の利率がそのまま適用されるので、
預け入れた時点で年度ごとに受け取る利息の額や、満期時に受け取る元利合計金額が決まります。
★固定金利の商品
定額貯金・定期貯金・スーパー定期・期日指定定期預金・ワイド・利付金融債
個人向け国債(3年・5年満期)などがあります。
【変動金利商品】
変動金利商品は、市中金利の上がり下がりにより、適用する利率が変動します。
預入後半年ごとに利率が見直される商品が多く、
預け入れた時は当初の半年間の利率は決まっていますが、
一年後の利率や満期時の元利合計額が幾らになるかはその時にならないと分かりません。
★変動金利の商品
総合口座・変動金利定期預金・個人向け国債(10年満期)などがあります。
市中金利が上昇傾向にある局面では、金利に連動して利率が上昇する変動金利商品が有利で、
逆に市中金利が下落局面では、利率が固定された固定金利商品が有利になります。